2022年度のエファの活動テーマ
 
コロナ禍の中、私たちの日々の生活を
支えてくれる エッセンシャルワーカーの皆さまに感謝いたします。
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\\エファ通信224号//

こんにちは。日本では大型連休が終わり、いつもの生活が始まりました。カンボジア、ラオスでも、最も大きな年中行事であるクメール正月そしてラオス正月が終わり、普段の日常が戻っています。またコロナに関する国内措置や入国制限措置も徐々に緩和されてきています。ラオスでは5月9日に、日本国籍保有者への観光・ビジネス目的の15日以内滞在ビザの取得免除、30日以内滞在のアライバルビザ取得が再開されました。コロナや戦争などにより、困難な状況に置かれている、日本、アジアそして世界のすべての子どもたちに平和で平穏な日々が一日も早く訪れることを願っています。

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(事務局・増村)
エファジャパンを応援してくださっている皆様へ。
エファジャパン事務局長の関尚士です。
 
日頃私たちエファジャパンの活動を応援いただき、感謝を申し上げます。コロナの長期化により昨年度は、日本を含むアジアの子どもたちにとって非常に困難な1年になったと感じています。カンボジア・ラオスでは、子どもたちの教育へのアクセスが制限される状況が長く続き、教育格差も広がりました。更に山岳部・農村部の子どもたちや障害がある子どもたちには今も、教育の機会が届き難い状況が続いています。アジアの子どもたちがおかれている状況やエファジャパンの今、今後目指すところなどを踏まえ、2022年度の活動テーマ(目標)をお伝えします。
事務局長 関尚士
 
【2022年度の活動テーマ】
自分ものがたり
私たちエファジャパンは18年目を迎えました。これまでの「経験」や「知識」「成果」そして様々な「ご縁」や「関係性」、関わってくださる方々の「思い」をつなぎ合わせ、新たな価値を生みだしていく活動にも取り組んでいきたいと考えています。
カンボジア、ラオスでは、新たな事業に挑戦します。そしてより多くの方にエファに関わっていただくための接点づくり、協働を通じ思いを実現していくための仕組みづくりも行ってまいります
「場所」を越え「人」や「思い」をつないでいくことを通じ、私たちエファジャパンの「自分ものがたり」を、皆さまと共に紡いでいきたいと考えています。
教育は子どもたちの可能性や創造性を広げる力をもっています。選択肢を生み出します。取り残されているアジアの子どもたちに教育の機会を届けることを通じ、子どもたち一人ひとりが「自分ものがたり」を描けるよう、寄り添い支えてまいります。2022年度もどうぞよろしくお願いします。

【6/11(土)エファ・シンポジウム2022 開催のお知らせ】戦争・紛争・大規模災害、そして復興期において 子どもたちに図書館ができること

【シンポジウム概要】


■ タイトル: 戦争・紛争・大規模災害、そして復興期において子どもたちに図書館ができること
■ 日時: 2022年6月11日(土)15:00~16:30 (開場14:45)
■ 内容:
・ 地雷が残るカンボジア農村部に暮らす障害児と図書館活動
・ 戦争・紛争・大規模災害時、そして復興期における子どもたちと本
・ 障害者を取り残さない 情報、図書館の役割
・ パネルディスカッション、質疑応答
■ 入場料: 無料
■ 会場: JICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5 JICA市ヶ谷ビル内)
※オンライン参加者へは後日Zoomのリンクをメールにてお送りします。

◆登壇者
木村 瞳(きむら・ひとみ)

児童文学翻訳・エッセイスト
主な翻訳書とて『ザ・ストーリー・オブ・ミュージック』(全6巻)、 『音楽の始まり』(全4巻)などがある。「週間図書新聞」に書評を、「こどものくに通信」(鈴木出版)にエッセイを執筆。サンケイ児童出版文化賞推薦賞、国際ソロプチミスト日本財団稲城賞受賞、千嘉代子(国際文化交流の功績)を受賞した。

 

鎌倉幸子(かまくらさちこ)

エファジャパン海外事業担当

 

※あとお一人登壇予定です。

※ご不明な点は、お気軽にお問合せください。(info@efa-japan.org)

カンボジア・プレアビヒア州チョークサーン郡5村の寺子屋教室運営支援(自治労熊本県本部さまご支援)

2021年4月〜2022年3月、カンボジア・プレアビヒア州の小学校がない5つの村に暮らす子どもたち(合計380人)が通う寺子屋教室を対象とした支援活動を行いました。

  • イエン村(75人) 
  • カンピン村(75人) 
  • チア村(70人) 
  • タ・チョア・ボスバウ村(75人) 
  • ストゥン・キエヴ・テ・チョア村(85人) 
※()内の数字は、それぞれの寺子屋教室に通っている子どもの数
【支援内容】 
 

① 寺子屋教室運営支援

 

教員への技術指導や事業進捗確認

(現地パートナー団体事業担当者及び教育指導員による) 

 

② 寺子屋教室に通う子どもたちへの学用品セットの配布
  (登録児童全員) 
 

 1人当たりノート7冊、ペン3本、鉛筆3本、鉛筆削り2個、消しゴム2個、定規2本 

学校もなく、教育の機会が届き難い国境地域に暮らす子どもたちにとって、寺子屋教室での学びは「未来を拓く」ためになくてはならないものです。離れていても自分たちの勉強を支えてくれる人(ご支援者さま)の存在も大きな支えとなっています。
2022年2月には、各村の寺子屋教室を訪問、学用品の配布を行いました。寺子屋教室と子どもたちの様子を撮影した写真を紹介します。
【イエン村寺子屋教室(75人)
村のコミュニティセンターを借りて授業を行っています。
【カンピン村寺子屋教室(75人)
村にある建物を使い授業が開かれています。
国語(クメール語)の授業です。
チア村寺子屋教室(70人)
村にある建物を使い授業が開かれています。
雨や風が強い日は、座る場所を移動しながら授業を受けます。
タ・チョア・ボスバウ村寺子屋教室(75人)
先生の家の庭が寺子屋教室です。
寺子屋教室は車が入れない場所にあります 
ストゥン・キエヴ・テ・チョア村寺子屋教室(85人)
寺子屋に行く道にかかる橋 です。
先生の家の軒先が寺子屋教室になっています。

アクセスの悪い国境地域プレアビヒア州の村に暮らす子どもたち(約400人)が学ぶ寺子屋教室の運営支援は、2022年度も継続して行ってまいります。

教え子が先生になってくれた!いま一緒に教えています(イエン村寺子屋教室)
小さい子どもたちを教えているトゥーン先生は61歳。以前は小学校の先生をしていました。いまは2人の女性の先生、サローン先生とプレッチ先生と一緒に教えています。「2人は私の教え子だったので。いま、一緒に教壇に登れてうれしいですね」と目を細めながら話をしてくれました。
エファは自治労熊本県本部さまご支援で、寺子屋教室の運営支援と子どもたちへの学用品配布を行っています。また、自治労岡山県関係職員労働組合連合さまのご支援で、イエン村出身の3人の子どもたちに中学校に通うための奨学金を提供しています。
「奨学金をもらったメサは、この寺子屋に通っていました。メサが先生として戻ってきてくれたら、村の子どもたちの希望になるでしょう」。子どもたちへの教育の支援は時間がかかりますが、鉛筆1本、ノート一冊が、学びへの一歩となります。
教えた子どもたちが先生として戻ってくるーそんな循環が確かにこの村では起こっています。
不要なものが支援になる
「すっきり新生活キャンペーン」開催中です。
5点以上で送料も無料に!
※エファリサイクル募金「ぐるりと。」の送付方法と同じです。
ハガキ・切手は、エファジャパン事務局(下記住所)に直接お送りいただくことも可能ですが、送料のご負担をお願いいたします。
 
【エファジャパン事務局】
〒102-0074
東京都千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3階
TEL:03-3263-0337
ご不明な点は、事務局までお気軽にご相談ください。
info@efa-japan.org
 
アジアの子どもたちが、自分の可能性と創造性を発揮し自分ものがたりを描ける社会に。
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特定非営利活動法人エファジャパン 発行人:伊藤道雄 編集:増村康亮 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-2-2 九段宝生ビル3階 TEL:03-3263-0337 FAX:03-3263-0338 E-mail: info@efa-japan.org


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